全日本居合斬術連盟

1、全日本居合斬術連盟とは
 ⑴、明治以降は斬ったり斬られたりする時代背景では無くなった事や、諸々の事情が重なりあい、
  居合術にしろ剣術にしろ、次第に斬る稽古をしなくなり、型ばかりの稽古を続けた事や、その他
  諸々の弊害から、型そのものでは巻きわらを斬れなくなってしまっており、どの流派も斬れる型
  とは微妙に違った型を稽古している事は否めない。
   ★ 居合術考察のページ参照
 ⑵、近代の居合は、斬る技術よりも精神面を重要視し、居合道と呼ばれるようになり現代社会では
  「居合術」の事を「居合道」と呼び親しまれている。
   しかし、本来の居合とは「斬る居合の技術の事」であるから、当連盟では、居合の源流と本質
  を考慮し、更には居合というと斬らずに型ばかりを行う居合と、はき違える事から《 斬 》の
  文字を加えて、一目で《 斬る居合 》だ誰もが判るように、《 居合斬術 》としたものである。
 ⑶、 全国の居合術(道)の道場や個人等は、斬れなくなった居合の型を稽古している事を憂いて
  おり、他流派と連絡をとり研鑽し、「斬る事の出来る真の居合術を後世に伝承する目的」の基、
  「全日本居合斬術連盟」を結成したものである。
2、全日本伯耆流居合斬術連盟
 諸流派に限らず、伯耆流も同様、型そのもので斬る稽古をしない事から、斬れない型に成って
  しまっいる現状であり、これを打開する目的から、上記「全日本居合斬術連盟」結成と同様
  趣旨で、「全日本伯耆流居合斬術連盟」を結成したものである。
3、連盟の利点
 ① 流派の隔たりや拘りを一切捨て去り、居合術を修練する者が容易に往来して、また切磋琢磨し、
  本来の斬る技術を磨く事の出来る環境作りが出来たこと。
 ② 居合術の本質と源流を見直し、真の居合術を身に付けて後世に正しい伝承が出来ること。
  連盟を立ち上げる前々から、他流派の先生方数名から、居合の型で斬れる様にしたいので指導
  して貰いたい旨の連絡が来てそれぞれに対応しているところである。
◎ 両連盟の本部を、発案者である 游神館とした。

4、加盟館
 福島県
    真剣道稽古会 鞘起館 
 ⑵、